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神秘の遺構と東洋のナイアガラを観る旅

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上の写真は鹿児島県の曽木発電所の遺構です。

ちょうど渇水期に入ったこの時期でしか姿が見えない

神秘の遺構と呼ばれているところです。

 

曽木発電所とは?

鹿児島県の鶴田ダムのダム湖に沈んでいる1909(明治42)年建造の

水力発電所跡が曽木発電所遺構です。

ダム湖の水位が下がる夏場の2~3カ月だけ全容を現す

赤レンガ造りの洋風建築物です。

 

曽木発電所の出力は当時国内でも最大級のものでした。

創設者は野口遵で、牛尾大口金山に電力を供給するために明治39年に

曽木の滝の水力を利用する電気事業を起こしました。

当時としては大規模な6,700キロワット(最大出力)の電力を作りだし、

余剰電力を使い水俣ではカーバイト生産を開始。

後に、戦前における日本最大の化学会社へと発展したことから、

この発電所は日本化学工場発祥の地といわれています。


昭和40年に鶴田ダムの完成と同時に水没してしまいましたが、

現在では、渇水期の5月から9月に、中世ヨーロッパの居城跡を

思わせる煉瓦造りの建物が姿を現します。(鹿児島県産業観光課資料より)

 

曽木発電所の場所

鹿児島県伊佐市大口曽木が(旧)曽木発電所の住所となります。

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地図をふたつ載せました^^

上は曽木発電所跡(マーカー表示)が鹿児島県のどのあたりになるのか

県外者であれば、たぶん見当がつかないので、位置のあらましが

わかるように入れました。熊本県との県境にも近い場所です。

 

下の地図はそれを拡大したものです。

鹿児島県の一級河川である川内川の上流にある鶴田ダムの湖底に

曽木発電所の遺構はあります。渇水期にはダムの水位がさがるので

全容もしくは一部の姿を現すというわけです。

ダムの湖底に眠る遺構・・・当時の栄華と侘しさとロマンを感じさせます。

 

曽木の滝

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曽木発電所遺構の近くに曾木の滝という名勝があります。

滝幅が210メートル、高さ12メートルという鶴田ダムの

上流にあたる一大瀑布です。滝幅から東洋のナイアガラと

呼ばれているようです^^

曽木発電所遺構の見学と合わせて訪ねてみてはいかがでしょうか?

 

神秘の遺構と東洋のナイアガラのアクセス

交通アクセスですが、車使用が便利なようですのでご紹介します。

 

神秘の遺構

九州道栗野ICより国道263経由、約30分で旧大口市へ。

さらに国道267号を南下、曽木の滝方面を目指し、県道404号に入る。

市街地中心の大口ふれあいセンターから車で約15分。

駐車場は曽木発電所遺構展望所と書いた看板がありますので、そちらへ。

 

東洋のナイアガラ

曽木発電所遺構の途中になりますので、看板がでています。

ここに先に行かれる方のためにアクセスのご紹介をしておきます。

・霧島温泉郷から車で約55分
・九州自動車道「栗野IC」から約30分、または「人吉IC」から約45分
・伊佐市街地から国道267号・県道404号線経由約10分

駐車場は200台が停められるようです。

 

周辺の観光スポット

この辺のその他の観光スポットを探ってみました。

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曾木の滝公園

春はさくらやつつじ。秋は銀杏やもみじがとても

鮮やかで行楽客もとても多いようです。

ごらんのとおり、お土産やさんが並んでいる様子^^

小腹がすいたらちょっと寄るのもいいかもしれません。

 

 

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大住古墳群

古代薩摩隼人の墳墓です。5世紀頃の庶民の墓といわれています。

地下式板石積石室墓が多数発見された遺跡で、この墓制は、南九州独特のもので、

川内川流域を中心に分布しているようです。

板石積石室式と云われるものが34基あるそうです。

 

 

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いかがでしょうか?

神秘の遺構と東洋のナイアガラを観る旅にお出掛けになりませんか?

 

いつものありふれた風景とはまた違う景色にふれる旅。

このブログを書いていて、ふと7年前北海道の上士幌町というところにある

タウシュベツ川橋梁を思い出しました。ライダーなら寄るところです^^

遺構の上部には錆びた鉄筋がみえて、すごく寂しい感覚にとらわれました。

 

ご紹介しました曽木発電所遺構もおなじ思いにとらわれます。

あわただしく過ぎていく時間の中で、自分はなにをしてきただろう・・・

という思いがしてくるのも、こういう時です。

 

もし、見てくださった方がよし行ってみよう・・・

そんな方の参考になったらうれしい限りです。

 

この周辺の宿をご紹介しておきます。

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